学生FDスタッフによる「クリーンアップ作戦」
落書きする学生減らし、学習環境の維持目指す

クリーンアップ1

  

 学生FDスタッフがFD活動の一環として、「クリーンアップ作戦」を行いました。「クリーンアップ作戦」は、「落書きする学生」を減らすことを目的としています。

クリーンアップ2

 落書きは授業に集中できていなかった証拠であり、「落書きをする学生」を減らすことは、授業を受けるのに好ましい環境を維持し、授業により真面目に取り組んでもらうことに繋がります。この趣旨のもと、名古屋キャンパス5号館2~7階をFDスタッフが消しゴムを使って落書きを消していきました。また、各教室にいる学生にも、消しゴムを配って落書き消しを手伝ってもらいました。

 「クリーンアップ作戦」の実行以前に、中京大学の教育環境は「どのような人たちの」、「どのような努力によって」保たれているのか知るために、中京大学の清掃を請け負っている名古屋ビルサービスの森さんにインタビューを行いました。「クリーンアップ作戦」について、「ありがたい活動であるが、このような活動は広めるのが難しい」、「生徒が落書きをしないように浸透させるには、地道な活動が重要だ」というアドバイスをいただきました。

クリーンアップ3

 「クリーンアップ作戦」を振り返ってみると、ただ「やっただけ」という印象が否めません。協力してくれた学生の皆さんは予想より協力的でしたが、この活動の意義の周知にはあまり効果が無かったと思われます。次回は意義をしっかりと他の学生に伝えられるように行いたいと思います。

 学生の皆さんに中京大学に「愛着」を持ってもらい、大学の施設を綺麗に使用してもらう事ができるようFD活動を展開していくことが重要であると、今回の「クリーンアップ作戦」を通して感じました。

(経済学部2年 伊神 拓)

2013/12/20

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