演劇部劇団いかづち皐月公演『ぶらり、日常、ゆらり』
4ステージで計125名のお客様が来場

いかづち皐月公演『ぶらり、日常、ゆらり』

 私たち演劇部劇団いかづちでは、4月27・28日に、七ッ寺共同スタジオにて2013年皐月公演『ぶらり、日常、ゆらり』を上演しました。4ステージ計125名のお客様にご来場いただき、中には他大学を含め、新入生も沢山いました。

一般的に劇は、一人の主人公がおり、一つの軸があり、起承転結があります。それが「作品」としてのあるべき姿かもしれません。しかし今回は、そういった明確なテーマ・話の波をあえて大きくは示さないものでした。

 練習中は演出を担当していましたが、的確な指示が出せず、部員を困らせることが多くありました。そんな中、役者や助演たちは、自身で考え、意見を出し合い、演じてくれました。この2ヵ月で、部員たちの演劇に対する考えが深くなり、また演技力がぐっと高くなったのを感じました。今回の脚本は、下手をすると分かり辛く、つまらない作品になるのではと不安でしたが、部員の真摯な取り組みにより、良いものを作り上げることができ、

 公演後は多くの人に、「おもしろかったよ」と言っていただけました。

 また、数少ない部員だけでは間に合わず、今回公演するにあたりOB・OGの方や、文化会の方々の手を貸していただきました。私一人、部員だけでは今回の皐月公演は成しえませんでした。本当にありがとうございました。

 これからもいい作品作りに向け、部員一丸となって精一杯努めてまいります。今後とも演劇部劇団いかづちをよろしくお願いいたします。

(演出・日本文学科3年 橋ノ下 エミール)

いかづち皐月公演『ぶらり、日常、ゆらり』 いかづち皐月公演『ぶらり、日常、ゆらり』
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2013/05/06

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