第10回和楽部定期演奏会
唄と三味線の音色による古典的なストーリー、力強くも繊細な琴の音色が魅力

和楽部定期演奏会 和楽部定期演奏会

 私たち和楽部は2月2日に「第10回和楽部定期演奏会」を名古屋キャンパス センタービル3階0304教室にて開催しました。

 今回は高度なテクニックが必要な曲もあり、琴は多彩な音色を奏でる「螺鈿」や「花かげ変奏曲」、「流々」など6曲、三味線は替手との掛け合いを楽しむ「岸の柳」や「末広狩」など4曲の計10曲を演奏しました。三味線の曲では、ご指導いただいている先生に唄っていただきました。また、琴の曲では昨年度に引き続き、十七弦を用い、曲の幅を広げました。

 今年は全体の曲数を増やし、また、昼の部、夕の部として二度演奏を行いました。合計57人のお客様にお越しいただき、部員一同、喜びと緊張の中演奏しました。

 独特な緊張感によって生み出される空間、唄と三味線の音色による古典的なストーリー、力強くも繊細な琴の音色が和楽の魅力です。和楽の良さをより多くの方に知っていただけるように努めていきたいと思います。

 次回の定期演奏会では琴と三味線、尺八のコラボも出来るよう、これまで以上に練習に励みたいと思います。

 (文学部2年 佐藤 寛子)

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2013/03/13

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