法学部4年の新貝智波さんが総務大臣賞
全国年賀はがきコンクール

 新貝智波さん

 法学部4年の新貝智波さんが2月14日、第29回全国年賀はがきコンクール(全国書写書道教室振興会主催)自由課題で総務大臣賞を受賞しました。
 作品は行草書による「寿春 幸福は先ず何より健康の中にあります 皆さまの御健勝を心より御祈念申し上げます」。

■総務大臣賞を受賞して
 昨年も、同じように小筆を使用し作品を仕上げましたが、納得のいく作品を仕上げることができませんでした。今年は学生生活の締めくくりとして、難しい文字数の多い課題に挑戦しようと思い練習を重ねました。一枚の作品を仕上げるために、何度も失敗を繰り返し、提出間際になってやっと満足できる作品を仕上げました。

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 5歳から17年書道を続けています。小学4年生の時に書道の特訓参加し、優秀な同級生と自分との作品の出来栄えの差に愕然としたことがきっかけで、もっと上手になると日本一を目指し始めました。高校生の時より教室で先生の指導のお手伝いをさせていただいています。小学生相手に指導していましたが、簡単な漢字やひらがなを分かりやすく適切に教えられず、基礎基本を勉強し直しました。指導することで少しずつ、文字の良し悪しが掴めるようになり、「教学相長ず」という言葉の通り、教えることは自ら学び成長すると実感しました。

 大学生になってからは、有り難いことに書道を通して、人の役に立つ経験をさせていただくことが増えました。これからも、自らの技術を磨き続け少しでも社会の役にたてるように、一層精進していきたいです。

(法学部4年 新貝 智波)

2013/03/01

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