第39回文化会講演会「青少年のターニングポイント」、講師は三田紀房氏
中京大学金山まつりのイベントとして実施



三田紀房氏

 中京大学文化会は第39回文化会講演会を8月6日(土)、中京大学金山まつりのイベントとして開催しました。

 講演者の漫画家三田紀房氏は「ドラゴン桜」「銀のアンカー」などの代表作で知られ、現代社会を反映した内容と明確な方法論、自己啓発性などに定評があります。「ドラゴン桜」はテレビドラマ化され社会現象にもなりました。

 「青少年のターニングポイント」をテーマに、三田氏は略歴、受験そして就職などの青少年が迎えるターニングポイントで我々はなにをするべきかという話を、場を和ませながら親しみやすい口調で ご講演されました。

 特に、就職活動の常識を追い求めるのではなく、採用する側の立場で考えること、面接での受け応えは内容よりも態度、人柄を見ていることなど、違う視点での切り口も重要であると話されました。この講演を聞いて自分自身を省みてみると、私もいわゆる【就活マニュアル】に囚われていたように思えました。そして、そういったものに囚われていた心がすっと、自由になったような心地いい気分になりました。

 今回、このような貴重なお話をしていただいた三田紀房氏、並びに会場にお越しくださった皆様に私ども一同、心より感謝の意を申し上げます。

 

(第57代学術委員長、心理学部心理学科4年 古川 諒)

2011/09/09

  • 記事を共有