「エコ・ウィーク」キャンペーン
文化会・体育会・大学祭実行委員会の学生ら52人が参加

  大学内と周辺の環境美化を目的に組織された中京大学環境保全委員会が4月12~14日、春学期「エコ・ウィーク」を実施した。同委員会は名古屋キャンパスの文化会・体育会・大学祭実行委員会の学生と学生支援室の職員で構成され、3日間で52人の学生らが参加し、通学してくる在学生にゴミの分別の徹底、キャンパス内の全館禁煙などを呼び掛けた。

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ガレリアで行われた
エコウィーク関連イベント
環境美化を呼び掛ける
メンバーの学生たち



■「エコウィークに参加して」 安念亜紀さん(経済3)

  先日、大学周辺の八事の坂と、裏山のゴミ拾いを行いました。いつも何気なく歩いていたのですが、目を足元に向けてみるとかなり多くのゴミが落ちていました。中でもタバコの吸い殻が多かったことから、歩きタバコをする人が多いのだと思います。これ程汚れているのに、誰もが平気で通っているという事はとても悲しいことではないでしょうか。

  私は今回でECO WEEKへの参加は4回目になりますが、中京大生のエコへの取り組みはまだまだで、エコを意識して行動している人は少ないと思います。買った物のごみを分別もせずに袋にまとめて捨てたり、近くに缶専用のゴミ箱がないから可燃ごみに捨てる学生もいます。誰かが楽をすれば、誰かがその負担を負うことになってしまいます。

  一方で、ペットボトルキャップや古紙を専用のBOXに入れてくれる人もいます。何気なくかもしれませんが、エコな行動に繋がる第一歩です。

  大学内では、以前から蛍光灯の自動消灯や印刷ミスのプリントがメモ帳として有効活用されるなど、エコな取り組みが行われています。学生自らが周りを考えて行動に移していけたらよいと思います。ひとつ行動を起こす前にちょっと考えれば、それがエコに繋がったりします。「明日からは箸は自分で持ってこよう」と思うだけでも継続すれば立派なエコです。毎日来る大学で、「あ、これはできそう!」という事をひとつでも見つけて、取り組んでいきましょう。

2010/04/23

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