第37回文化会講演会に150人が来場
室伏重信体育学部教授から「人の可能性」について学ぶ

114.jpg
「反復練習の持続が活力へ」と語る室伏教授


  中京大学文化会は、第37回文化会講演会を、7月3日(金)に中京大学名古屋キャンパス431教室において開催した。

  オリンピックハンマー投げ元日本代表選手、現在は中京大学体育学部教授の室伏重信氏を講師にお招きし、「人の可能性について」をテーマに講演していただいた。会場には約150人の聴講者が集まり、学内の学生以外にも新聞や広報を見た一般の方々も多数来場した。

  講演の内容は、体力や体型、感覚やスキャモンの成長曲線などの専門的なことや、高める方法として負荷の強弱や反復などのトレーニングの原理や原則といった刺激への対応、世界の選手たちなどの話をもとに、いかにして壁を破っていくかについてであった。

  室伏重信氏は、ご自身の現役時代に先輩や同輩の選手のフォームを何度も写真におさめ自らのフォームと重ね、度重なる研究をして更なる高みを目指し努力したこと例に、『反復と練習を持続することの大切さ』を述べられた。努力することを楽しみ、自信がつくことによって『活力』へと変わることにていての話は、特に強く印象に残った。

  今回の講演会で、聴講者は努力することや挑戦することの大切さ、いかにして自らの活力を見出し、壁を破り高みにのぼっていくかを深く学ぶことができたと思う。

(文化会学術委員長 法学部法律学科4年 鈴木 亮太)

2009/08/07

  • 記事を共有