中京大学文学会/春季大会公開講演会を開催
「表記の思想 ―漢字・カタカナ、ひらがな―」
国文学研究資料館准教授 入口 敦志 氏
「古代文芸のおんなとおとこ」
武庫川女子大学教授 影山 尚之 氏
開会の挨拶をする浅岡邦雄・文学部教授 |
中京大学文学会春季大会の公開講演会が、6月24日(土)に名古屋キャンパス4号館431教室にて開催され、国文学研究資料館准教授の入口敦志氏に「表記の思想 ―漢字・カタカナ、ひらがな―」、武庫川女子大学教授の影山尚之氏に「古代文芸のおんなとおとこ」と題してご講演いただいた。
入口氏 | 影山氏 |
入口氏は漢字とひらがな、カタカナの表記の変遷や特質から前近代の学問観を明らかにするとともに、表記に内在する思想、および文学・歴史の奥深さについてお話しくださった。影山氏は、「古事記」や「万葉集」などに登場する神々や男性と女性の在り方を読み解き、古代文芸の醍醐味についてお話しくださった。
当日は、先生方の楽しいご講演に引き込まれ、学生たちのみならず、学外からも幅広い参加者を得て盛況であった。