「ぼうけんミルミル 〜ITで、見えないときにも子供を守る〜」

 私は子供が自宅内の危険箇所に足を踏み入れ、段差につまずいて怪我や痛い思いをしてしまうという問題点を解決するためにITを活用した危険通知センサー「冒険ミルミル」という商品を提供します。この商品の利用により子供は物理的障害が少ない自由な環境で遊ぶことが可能に、またお母さんは子供が危険な状態にあることを見えないところからも認知できるようになり、親子にとって伸びやかな空間を実現します。

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プレゼンした青木さん(左)

 この提案を考える際は、自分がお母さんや子供という立場にいないためどう困っているのか、生活の中で利用したいかなど当事者目線で考えることは常に忘れないように心がけていました。

 商品を開発し提供するのは私ですが利用するのはユーザーであるため、私の満足ではなくユーザーの満足度は何によって得られるのかをしっかり捉え、彼らの生活が向上するような商品にするためのアイデアを出すことは最も工夫した点であり最も困難な点でもありました。

 私は様々なフィードバックや意見を聞いて、自分でビジネスを起こすということは自分が社会に対して役に立つ、そして社会への責任を果たす手段であり、それを実現するために強い揺るがない気持ちを持ってとことん取り組むことであると学びました。これからの自分のキャリアを考えていく上でも、何かを新しく始める際にはこの考えを心に刻んで自分は誰に対して何ができるのか熟考し、強い気持ちを持って行動していきたいです。

2016/12/16

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