経営学部中村ゼミ/夏のパン2種類企画 「バジリアントマト」と「サマートロピカル」を販売

 私たち経営学部中村ゼミ2年生は、名古屋市緑区のベーカリー「緑のパン工場an-J(アンジェイ)」とコラボパンの企画・販売をしました。3年目となる今年は、「夏でもおいしく食べられるパン」をテーマにしました。パンは夏場には売れ行きが低下し、他のシーズンの2/3程度になってしまいます。そこで夏場でも売れるパンの開発に挑戦しました。出来上がったのが、惣菜パンの「バジリアントマト」とデザートパンの「サマートロピカル」です。

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販売のチラシ

 バジリアントマトは、トマトを使った生地にバジルソースをかけて、チョリソー、チーズ、玉ねぎをのせました。バジルは食欲・消化を促進する効果があり、生地に使ったトマトとも相性が良く、夏にはぴったりです。

 サマートロピカルは、セミドライフルーツを練り込んだ生地をちぎりパンの形状にして、マンゴーソース味とオレンジジャム味の2種類を作りました。夏が旬のフルーツをたくさん使用し、さっぱりとした味のソースを挟み、夏らしさを表現しました。

 販売は2回行いました。

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学生がパンを販売している様子=センタービル2階にて

 1回目は、7月14日(木)のお昼休みの時間帯に、名古屋キャンパスの3号館生協購買前で販売しました。商品を買ってくれた友人から「おいしかった」という感想が聞けてやりがいを感じることができました。

 2回目は、7月16日(土)のオープンキャンパスの初日にセンタービル2階の学生食堂前で販売しました。私たちは経営学部の模擬講義「学生によるプレゼンテーション~経営学部での学び、ゼミを中心にして~」のなかで、今回の活動について紹介し、実際に販売してみたのです。結果は11時の販売開始後45分で175個のパンを完売できました。この活動をきっかけに、高校生やご父母の方々に中京大学や経営学部についてもっと興味を持ってもらえたら嬉しいです。

 パンの企画・開発をする過程では、夏に売れるパンのアイデア出しに苦労しましたが、自分たちの企画が形になるという充実感を味わうことができました。試作・試食会への参加や販売計画の作成など実践的な活動も普段はなかなかできないことです。協力してくださったアンジェイの皆様を始め、多くの方々の支援に感謝し、今回の経験を今後の学生生活に生かしていきたいと思います。

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7月16日に参加した学生の集合写真

(経営学部中村ゼミ2年 村手克優、荒尾和佳、上村芽生、布谷治香、村上瑠菜)

2016/08/23

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