情報科学研究科博士後期課程2年秋月秀一さん(橋本研究室)が日本学術振興会特別研究員(DC2)に採用

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 情報科学研究科博士後期課程2年秋月秀一さん(受入研究者:橋本学教授)が日本学術振興会特別研究員(DC2)に採用され、2016年4月より、「パーツアフォーダンス学習に基づく操作タスクを考慮した3次元物体認識」について研究を行います。 

日本学術振興会特別研究員制度とは…
 優れた若手研究者に、その研究生活の初期において、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を与えることにより、我が国の学術研究の将来を担う創造性に富んだ研究者の養成・確保に資することを目的として、大学院博士課程在学者及び大学院博士課程修了者等で、優れた研究能力を有し、大学その他の研究機関で研究に専念することを希望する者を「特別研究員」に採用し、研究奨励金を支給する制度です。

●受入研究者の橋本学教授のコメント
 当研究室所属の大学院生が特別研究員DC2に採用され、たいへんうれしく思っています。彼の努力がこのような形で報われて本当によかったという思いです。もっとも、技術開発にゴールはないので、研究における本当の楽しさや苦しさを味わうのは、これからが本番であろうと思います。
 彼のテーマである「アフォーダンス概念を利用した物体認識」は、我が国でもまだ研究例が少ないのですが、家庭内での生活支援ロボットなど、未来社会におけるロボット技術の中核として大きく期待されています。特別研究員採用を契機に、いまいちど大きな志をいだき、わが国の将来のために高度技術の研究に邁進してもらいたいと思います。

 

 

 

 

2016/04/01

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