「月の領土問題」や「労働法」などの研究成果を発表
法学部ゼミ対抗プレゼン大会に学内外から500人

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 1月13日、名古屋キャンパス清明ホールにて「第3回法学部ゼミ対抗プレゼン大会」が開催されました。今年は新たに2チームが加わり、計13団体が各々の創意工夫を施した発表をぶつけ合いました。

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 今年度は民法や労働法などの法律テーマはもちろん、一般に向けて時事問題を取り上げるグループが多く、発表方法も趣向を凝らされ、観客は楽しみながら幅広い知識を得られる場となりました。審査員の先生からは、「メッセージ性やパワーポイントの見やすさ、プレゼン全体の表現力などの質が高かった」と講評がありました。各ゼミは半年以上前から準備を進め、毎日試行錯誤を繰り返していた部分が評価に繋がりました。プレゼン大会に対する熱意が感じられました。

 私たち大会の企画運営を行う幹事会としては、特に広報活動に力を入れ、法学部の活動を公に発信できるような大会を目指して取り組みました。その結果、他学部の学生をはじめとし、学外からは高校生や他大学生といった幅広い層が聴講に訪れ、のべ500人を超える発表会となりました。

 優勝は昨年度に引き続き小坂田ゼミが、「月の領土問題」というテーマで二冠を達成しました。準優勝は法哲学をテーマとした土井ゼミ、3位には労働問題をテーマとした柴田ゼミ4年が入賞しました。今回から、デザイン賞、テーマ賞、リサーチ賞、パフォーマンス賞といった新しい枠を設けたことで、より多くの団体が評価されました。

 法学部ゼミ対抗プレゼン大会は、当日の発表内容だけではなくデータや資料を取り寄せる手段といった「これから社会に出ていくにあたって強みとなる経験」をすることができる実践的なイベントです。集計したアンケートの中には「質の高いプレゼンを聴くことが出来てとても刺激になった」「来年度は自分も参加してみたい」といった声が多く、この大会が、法学部の伝統として今後ますます発展していくことを望んでいます。

(法学部ゼミ対抗プレゼン大会幹事会)

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2016/02/22

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