文学部演劇研究会が新入生歓迎公演
オリジナル脚本「思い出せない記憶」熱演

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 文学部演劇研究会は、創立5年目となる文学部の研究会で、文学部の学生を中心に劇の創作・公演を行っています。研究会会員が執筆したオリジナルの脚本を用い、毎年2回の公演(4月の新入生歓迎公演、11月の文学部研究会合同発表会での公演)を行っています。研究会では自由に意見を出し合い、楽しみつつも向上心をもって活動に取り組んでいます。

 4月21日の17時10分より、私たち演劇研究会は0304教室(舞台教室)にて新入生歓迎公演を行いました。今回の公演のタイトルは「思い出せない記憶」です。あらすじは、ある時から何か心に思うことがあると見覚えのない不思議な空間へ迷いこむようになった主人公。そこには幼馴染みと何故か自分のことを知っている謎の人物が4人、椅子に座っていた。主人公は見知らぬ場所や人物たちを訝しむも、自分の話を親身になって聞いてくれる彼らに徐々に心を開いていく。果たして彼らの正体は?そして主人公との関係とは…?という内容でした。

 毎年2度公演している新入生歓迎公演ですが、今回は練習時間の都合上1度のみとなり、そのぶん不安もありましたが、当日は多くの方が観に来てくれました。多少のミスはあったものの、その暖かい空気のおかげで練習の成果は出せたのではないかと思います。

 公演終了後は、来場者にアンケートに協力していただき、「もっと観ていたかった」「また観たい」など、嬉しい言葉をいただきました。また、どのキャラクターもそれぞれ誉めていただきました。反省点や課題も多くありましたので、これからの活動に活かしていきたいと思います。

 11月の文学部研究会合同発表の公演に向けて、これから益々演劇研究会を発展させていくつもりです。

(文学部日本文学科2年 演劇研究会代表 奥野 裕香子)

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2015/06/04

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