「映像メディア3」受講生37人が自主的に映像音響処理技術者資格を取得
CGなどた映像編集に必要なプロレベルの知識・技術学ぶ

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 工学部の選択科目「映像メディア3(CG)」を受講している2年生が、映像音響処理技術者資格認定試験(6/8)に自主的に臨み、37人(合格率80%)が合格した。同資格は、映像技術(映像信号の知識やプロレベルの編集機器の操作)や、音響処理の知識、著作権法など、映像産業に従事するために必要なレベルに達しているかを確認するもの。「映像メディア3」を担当している曽我部哲也講師は、CGなどをはじめとした映像を編集する際に必要なプロレベルの知識や技術を学べることから、同試験へのチャレンジを推奨している。

■授業の理解深め、就職先の選択肢広がる

 この検定では、映像作品の企画や撮影、編集、音響の処理などを行う「映像音響処理技術者」となるために、まず知っておかなければならない基礎知識を身につけることができます。この基礎知識はゼミの活動や研究に参加する際にも必要となってきます。学校の授業で学ぶだけでなく、このような検定を機に自分から積極的に学習することでより深い理解が得られ、研究にも活かせられるようになるのではないかと思います。

 私は当初、漠然と「映像関係の職業に就きたい!」と考えていました。授業を通してこの検定のことを知ったので、今後就職するときに役に立つであろうと思い、この試験を受けることにしました。学んでいくうちに、授業を受けているだけでは知ることのない特殊な用語や機材、また映像を編集する際の演出技法などが、普段私たちが何気なく見ているテレビ番組や映画などをつくる上で必要不可欠であるということが分かりました。この検定を受けていなければ、私が選ぶことのできる就職先はとても少なくなっていたと思います。今後はこの検定を生かして、就くことができる仕事の幅をもっと広くしていくつもりです。

(工学部メディア工学科2年 大隅 純子)

2014/09/30

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