体育学研究科の東中陽太郎さんが日本陸上競技学会で優秀発表賞
テーマは「やり投の投てき動作における男女差について-投げの準備局面に着目して-」

 日本陸上競技学会第12回大会(2013年12月14、15日・日本大学文理学部)において、体育学研究科体育学専攻博士前期課程2年の東中陽太郎さん(指導教員:田内健二准教授)が優秀発表賞を受賞しました。

 日本陸上競技学会(Japan Society of Athletics)は、陸上競技の実践現場の課題を理論的・実践的に研究し、研究の成果を現場に還元することを大きな課題としており、陸上競技の更なる飛躍、発展を目指している学会です。

◆優秀発表賞「やり投の投てき動作における男女差について-投げの準備局面に着目して-」

日本陸上競技学会で体育学研究科の東中陽太郎さんが優秀発表賞

 今回、私は一般研究発表において、ポスター発表をおこないました。本研究では、初心者レベルから世界トップレベルまでのやり投競技者男子91名、女子70名を分析対象とし、試合における試技を3次元動作分析し、やり投のパフォーマンスに関係すると報告されている動作パラメータを算出しました。その結果、男女には、身体重心とやりのグリップとの水平距離を長くするための動作の相違点が存在することなどが認められました。

 発表後には、他大学の先生方や大学院生から質問や意見をいただくことができ、今後の研究に活かせる貴重な時間を過ごすことができました。

 今後も、より実践に役立ち、現場へ還元できる研究をおこなっていきたいと考えています。

(体育学研究科 体育学専攻修士2年 東中 陽太郎)

2014/04/09

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