総合政策学部坂田隆文ゼミが制作協力したリーフレット
ブラザー販売(株)により東海エリアの主要家電量販店で配布

 

ブラザー販売(株)リーフレット1 ブラザー販売(株)リーフレット2

 

 総合政策学部坂田ゼミ(担当:坂田隆文准教授)の学生が企画・提案した販促用リーフレットがブラザー販売によって制作され、東海エリアの主要家電量販店で配布されます。これは、中部マーケティング協会主催「大学生のためのマーケティング研究講座」において坂田ゼミがブラザー販売と取り組んだ活動の成果であり、ブラザーの主力商品の一つであるインクジェット複合プリンター「PRIVIO」の年末商戦用のリーフレットです。


 

■私たちの手元から店頭へ
 今回店頭設置に至ったリーフレットは、第6校目にして完成したものです。私たちがブラザー販売に対して、販売促進政策としてリーフレット展開をご提案させて頂いた当初は、子機付き複合機について何の知識もありませんでした。そこでその無知さを活かし、実際にリーフレットを手にする消費者のリアルな感覚を反映することに努めました。

 しかし、私たちが感じる子機付き複合機のメリットは既存のカタログ等で企業の方々が推しているポイントと異なっているなど、企業側と私たちでは意見の食い違いが生じることもありました。自分たちの考えがなかなか思うように伝わらない時や社内規定による規制には、とてももどかしくなったこともあります。それでもどうにかして意見のズレを減らすために打ち合わせ回数を増やして頂いたり、メールや電話でのやり取りを含めた積極的な意見交換をさせて頂いたりするなどで、お互いのイメージの溝を埋めていきました。

 (総合政策学部 3年 平岩莉央)

 

■消費者に寄り添うことの大切さ
 このリーフレットが完成するまでに私たちは様々な取り組みをしました。消費者に子機付複合機を身近に感じてもらえるようなツールにするために、様々な場所へ出向きリーフレットを集めたり、消費者の声を聞くために作成したリーフレットを持ち、30代~50代の家庭を持つ世代を中心にアンケート調査を行いました。調査結果を元にターゲットを家計の財布を握るお母さんに絞り込み、子機付複合機を購入したいお父さんの手助けとなるようなリーフレットを考えることにしました。私たちはお母さんが子機付複合機に魅力を感じてもらうために内容やデザインに拘りました。

 (総合政策学部 3年 鈴木志穂)

2013/11/20

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