総合政策学部坂田隆文ゼミで企画された商品が井村屋(株)で商品化・発売
総合政策学部坂田ゼミ(担当:坂田隆文准教授)の学生が企画提案した商品「スイーツセレクト」(3,150円税込)が9月30日から全国のスーパー、コンビニエンスストア、ネット販売などで発売されます。これは、産学連携によるマーケティングの実践講義の一環として、坂田ゼミが約半年かけて企画したものです。本講義の実施にあたっては、井村屋(株)の他にも中日本高速道路(株)にも協力頂き、学生たちの企画に対する厳しいご意見を頂けました。なお、本商品は以下の井村屋ホームページでもご覧頂けます。 HPはこちら
~ 「何故」を問い続けることの大切さ ~
私は今回のプロジェクトを通して、何故を問い考え続ける大切さを学びました。企業の方に私たちの提案を認めていただくために、何故、この提案が良いと思うのか、何故、消費者のニーズに応えていると言えるのかなど考え続けました。そして、ただの学生の思いつきではなく企業の方に納得して頂ける提案を行うという事にこだわり、プロジェクトに取り組みました。
私たちのアイデアが形になるまでは、何度も足を運んで調査を行ったり、チームで街頭インタビュー調査なども行ったりしました。また、プレゼンテーションをした後に企業の方からアドバイスを頂き、私たちの考えられていない点も多く指摘して頂きました。
企業の方からのアドバイスや、インタビュー調査の声をもとに試考錯誤を重ね、アイデアを具体的な形にしていきました。この活動を通して、自分たちが譲れないポイントはどこなのか、それをどうすれば伝えることができるのか。これらを考え続けることで、相手に伝える難しさも実感しました。そして、最終的にアイデアが認められ「スイーツセレクト」という商品に繋げる事が出来ました。
このような場を与えてくださる坂田先生、そして企業の方々に対する感謝の気持ちを忘れず、これからも成長に繋げていきたいです。そのためにも今回のプロジェクトで得た事や、感じた事を今後の活動に活かし努力し続けていきます。
(総合政策学部3年 福岡 慶子)
~ プロジェクトを通した成長 ~
このプロジェクトは昨年の6月から約半年間取り組み、試行錯誤を重ねた結果このアイデアにたどり着きました。井村屋の既存商品を視野に入れながら、新しいアイデアの商品を作りたいと私たちは考えました。
その中で企業の方へのプレゼンを何度もし、ご意見を頂いたことで私たちの考えの甘さを知ることが何度もありました。企業の方から厳しいご意見を頂くことは私たち学生にとってとても刺激となり、このプロジェクトを通して自分自身が成長できたと感じています。
私はこの商品が発売されることに自信をもち、みんなに愛される商品になればと思っております。自分が考えたアイデアが活かされた商品が発売されるということは、とても嬉しいことであり、幸せなことであると思います。今回経験できたことをこれからの大学に活かし、12月から始まる就職活動にも活かしていきたいです。
(総合政策学部3年 相原 頌子)