総合政策学部宮川ゼミが菓宗庵と産学連携プロジェクト
岩手産オニグルミの「くるみマフィン」で東北復興支援

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ゼミ生作成の商品ポップ

 中京大学総合政策学部宮川プロジェクト研究(ゼミ)は、本年4月から名古屋市八事商店街の株式会社菓宗庵とお菓子の商品開発及び販売に協力する産学連携プロジェクトに取組み、2つの新しい焼き菓子が商品化されました。中京大学が、「いわて高等教育コンソーシアム」の参画大学である岩手大学の三陸復興推進機構の支援活動に協力し、岩手産のオニグルミを使った新しいお菓子の企画販売を通じて東北復興支援を図っています。

 共同で開発したのはマフィンとプリンで、包装もゼミ生がデザインしています。復興支援事業として立ち上がった「くるみ工房くる美人」が生産する岩手産のオニグルミと、名古屋コーチンを使用し、試作を重ねました。菓宗庵での店頭販売に加えて、「くるみマフィン」は被災地の岩手県野田村物産館でも販売されており、今後はネットショップ(楽天・Amazon)も通じて全国向けに拡販されます。

 8月14日に行われた「八事の夏祭り」では、菓宗庵とゼミ生が協力して「くるみマフィン」の限定販売を行い、短時間で好評のうちに完売することができました。地域活性化に協力する宮川ゼミの活動を多くの人に知ってもらう機会となり、被災地の方々からも感謝の言葉が寄せられています。

 なお、産学連携プロジェクト実施期間中(本年6月から来年1月末まで)に販売される当該企画商品の売上金の一部が、東北復興のための寄付金として岩手県内の団体に寄贈されます。

(総合政策学部宮川ゼミ3年)

宮川ゼミ3年生と菓宗庵大橋社長(前列左から2人目)
宮川ゼミ3年生と菓宗庵大橋社長(前列左から2人目)

2013/09/02

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