文学部演劇研究会がオリジナルのミステリー作品披露
新入生歓迎公演「殺意と甘いコーヒー」に来場者多数

文学部演劇研究会・新入生歓迎公演

 文学部演劇研究会は、創立3年目の文学部の研究会で、文学部の学生を中心に劇の創作・公演を行っています。研究会会員が執筆したオリジナルの作品を使うこと、全員が必ず舞台に上がることをモットーに毎年3回の公演(4月の新入生歓迎公演、11月の文学部研究会合同発表会での公演、1月の卒業公演)を行っています。研究会内では後輩、先輩関係なく自由に意見を言い合い、楽しみつつも切磋琢磨して演劇に取り組んでいます。

 さて私たち演劇研究会は、4月22日(月)・23(火)の17:00から、0304教室(舞台教室)にて、新入生歓迎公演を行いました。今回の公演は「殺意と甘いコーヒー」というコメディタッチのミステリー劇でした。あらすじは、新米刑事とクセのある女刑事の凸凹コンビがとある田舎の殺人事件を解決するべく、捜査にのり出す。そこに、事件解決を目論む探偵と頭の切れる助手が現れる。はたして、事件の真相は?そして事件を解決するのは、刑事コンビか、はたまた探偵たちか……という内容でした。

 今回の新入生歓迎公演に向けては、約5か月間、脚本の製作から演技練習、小道具の準備まで、少ない活動時間の中で会員全員が一生懸命取り組んできました。特にPR活動にも熱心に取り組んだ成果か、公演には一年生を始め多くの方が観に来てくれました。

文学部演劇研究会・新入生歓迎公演

 公演終了後は、来場者と劇の感想を話しあったりして、和気藹々とした雰囲気で公演を終えることができました。また会場で実施したアンケートには、「面白かった」「また観に来たい」等の感想が寄せられ、多くの方に公演を楽しんで頂けたようで良かったです。反省点や課題も多く見つかりましたが、これからの公演に向けて改善していきたいと思います。公演を観に来てくださった方々、本当にありがとうございました。

 公演から一週間後の活動日には、一年生が7人も見学に来てくれました。新しいメンバーを迎え、11月の文学部研究会合同発表会の公演に向けて、これから益々演劇研究会を発展させていくつもりです。

(文学部言語表現学科3年 演劇研究会代表 小野 真希)

2013/05/15

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