総合政策学部3年有志が愛知県主催「新しい公共フォーラム・あいち」で発表
NPO活動の活性化めざした「ぼらチャリ2012」テーマに

 2013年1月12日、愛知県が主催する「新しい公共フォーラム・あいち」が愛知大学にて開催され、総合政策学部3年磯貝秀幸さん(市島プロジェクト研究)・松山ひとみさん(市島プロジェクト研究)・吉村将成さん(羅プロジェクト研究)の3人が、春学期から継続して取り組んできた「ぼらチャリ2012」の活動報告を行いました。

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 「ぼらチャリ」とは、「ボランティア」と「チャリティー」を合わせたもので、名古屋市のNPO活動を活性化させるための資金集めを目的として、2012年10月28日から1ヶ月間、名古屋市主催で開催されたイベントです。市民と企業がボランティアに参加することにつながり、NPOの情報発信にもなります。

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 私たち3人がこの「ぼらチャリ2012」に参加したきっかけは、総合政策学部で開講されている「社会人基礎力講座 公共編」という授業を履修したことです。この科目は、経済産業省が提唱している「社会人基礎力」を身につけるために開講された授業となっています。そこで、私たちはこの授業を通して、「ぼらチャリ2012」の企画として「NPOメニュー」を市職員の方に提案させていただき、実際にイベントの企画運営にも携わらせていただきました。活動としては、主に企業からの協賛金集めや当日のイベント運営、ぼらチャリクーポンの集計を行いました。

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 こうした活動をする中、名古屋市職員の方から「学生がスタッフとして活動してくれたことで、大人もこの活動に興味を持ち、幅広い年代が参加することができた」というお言葉をいただくことができました。また、イベントでは河村たかし名古屋市長も参加し若者が多く参加している様子を見て、来年度のイベント開催についても前向きに検討したいというコメントをいただきました。名古屋市やNPOだけではなく、私たち学生の参加がイベントを盛り上げるひとつの力になったと感じています。

 私は、「ぼらチャリ2012」の中の営業活動を通して、チームワークの重要さを改めて感じることができました。企業を回る順番を話し合い、先方へのイベント説明ではチーム内で指摘し合うことでチームワークを高めることができました。社会人になってから特に必要となる力を、大学生のうちに少しでも身につけることができたと思います。

 来年度以降も「ぼらチャリ」が開催されれば、継続してボランティアスタッフとして活動したいと考えています。

(総合政策学部 市島プロジェクト研究3年 松山 ひとみ) 

 

2013/03/08

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