現代社会学部大友ゼミ「美田園なごやかプロジェクト」
大和証券福祉財団から「災害時に対するボランティア活動」助成金

 

ミーティングをする大友ゼミ生  流しそうめんのイベントを企画
ミーティングをする大友ゼミ生 流しそうめんのイベントを企画

 

 現代社会学部大友ゼミ生は8月3~5日、「美田園なごやかプロジェクト」という名称で、東日本大震災で被災した宮城県名取市の美田園第三仮設住宅へ行き、4度目のボランティアを行いました。

 同プロジェクトは一方的な支援ではなく、仮設の大人たちと協力して子どもを援助していくという長期的なものです。今では、被災者とボランティアという関係は良い意味で崩れ、子どもを支援するチームのようになっています。訪れる度に様々な変化がありますが、大人たちの復興への熱い意志、子どもたちへの強い思いは変わりません。微力かもしれませんが、美田園の方々と一緒に、未来の希望の支援をこれからも続けていきます。

 私たちのプロジェクトは、大和証券福祉財団から「災害時に対するボランティア活動」助成事業に選ばれ、助成金50万円を受けました。ゼミ活動の枠を越え社会的に認められた活動になり、責任を重く受け止めております。しっかりプロジェクトをこなし、活動を通して得た知識、情報を伝えていくことで、社会に還元できればと思っています。

 大友ゼミは福祉系のゼミであるため、私たちゼミ生は福祉の視点はもちろん、社会学的な視点から多角的に物事を見られるように日々学習に取り組んでいます。そして福祉活動等の実践的なアプローチを試みることで、見方・考え方を、身をもって理解するように努めています。今回のボランティアでも、各ゼミ生が知見を広げ、見識を深め、お互いに共有し合いました。

(現代社会学部3年 則武 喜翔)

2012/08/22

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