総合政策学部市島プロジェクト研究2年生が三重県選挙管理委員会に提案
「若年層に対する選挙啓発についての政策」

 若年層の政治や選挙への関心を高めることを目的とした青年選挙講座(=グリーン・エイジ・ミーティング、三重県選挙管理委員会主催)が12月3日、プラザ洞津(津市)において開催され、総合政策学部市島プロジェクト研究2年生4人(増田直人、松山ひとみ、山田将司、倭英之)が「若年層に対する選挙啓発についての政策提案」を行いました。

 今回、報告を依頼されたのは、市島プロジェクト研究が愛知県選挙管理委員会と連携した活動を行っており、8月30日に愛知県選挙管理委員会に対して選挙啓発に関する政策提案を行ったことに興味を持っていただいたためです。

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 私たちは現在、大きな問題となっている若者層の投票率低下に対し、若者自らが投票の権利を見つめ直し、投票を促すことを目指して、「選挙啓発グループの活性化」「啓発アイドルの結成」「期日前投票所の駅設置」の3つを提案しました。

 「選挙啓発グループの活性化」では現在三重県内にある選挙啓発グループに焦点を当て、他のグループの長所を取り入れることを、「啓発アイドルの結成」では大阪の知事と市長のダブル選挙で実際に結成された例を取り入れることを、「期日前投票所の駅設置」では全国の自治体で行われている選挙啓発事業の中で特に効果のある投票所の駅設置を提案しました。

 この様子は、新聞3紙で取り上げられ、三重県選挙管理委員会の方からは、県下市町の選挙管理委員会に対して働きかけたいというお言葉をいただきました。これからも、個人では愛知県明るい選挙推進サポーターとして、また、市島プロジェクト研究では愛知県の選挙管理委員会と連携した活動を引き続き行っていくことで、選挙や政治に関わっていきたいと考えています。

(総合政策学部2年・倭 英之)

2012/01/11

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