「中学校の英語教師になりたい」思いさらに強く
生徒からも学び、充実した教育実習

和佐野さん1

 2011年5月30日から6月17日までの三週間、名古屋市立振甫中学校で、先生や生徒たちから多くのことを学び、中学校の英語教師になりたいとさらに強く思いました。教育実習では、先生方から学校教育についてお話を伺うことや授業の観察・参加、そして英語と道徳の授業を合計10時間実践するなど、私にとって貴重な経験になりました。

 実習では、生徒たちと関わる時間を多くつくるように心掛けました。始業前や放課後、昼食や休み時間など時間の許す限り生徒たちと一緒に過ごし、生徒たちとの会話を楽しみました。晴れている日には外でバレーボールをし、放課後に残って生徒たちと話し合うこともありました。三週間でしたが、配属学級の生徒たちと仲良くなれたと思います。そのおかげで生徒たちから元気をもらい、笑顔で頑張ることができました。

 放課後は、指導教諭から授業についてご指導いただき、教室をお借りして板書の練習をすることもありました。帰宅後は、授業をするための計画書である学習指導案や授業で使う教材の作成、声を出しながらする授業の練習に、5時間程度費やしました。毎日、やるべきことが多くありましたが、準備をしっかりし、よりよい授業ができるように頑張りました。

和佐野さん2

 三週間は長いと思っていましたが、毎日がとても楽しく、あっという間に過ぎていきました。最終日は別れで寂しかったのですが、生徒から「私たちの中学校の先生になってください」と言われ、とても嬉しかったです。この気持ちを忘れず、実習で学んだことを教師になって活かせるよう、今後も頑張っていきたいです。 

 最後になりましたが、振甫中学校の先生方そして生徒の皆さん、三週間ありがとうございました。

 

(国際英語学部国際英語学科4年 和佐野 陽子)

2011/06/29

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