足立洋平さん(現代社会3)らが映像部門でグランプリ受賞
中部日本放送「ふるさと市民エコジャーナリスト」コンテスト

 現代社会学部3年生の足立洋平さんのグループが、3月11日に中部日本放送のコンテスト「ふるさと市民エコジャーナリスト映像部門」においてグランプリを受賞しました。足立洋平さんは加藤晴明ゼミに在籍し、マスコミュニケーションを研究しています。

 

●受賞作品はドキュメンタリー「シカとヒト」

トロフィーを手に喜ぶ足立さん
トロフィーを手に喜ぶ足立さん

 受賞した作品は「シカとヒト」というドキュメンタリー作品です。奈良公園の『人を好きな鹿』と青山高原の『人を嫌いな鹿』という2つ違うタイプの鹿を提示し、人が奈良公園という鹿の餌場を与える一方、青山高原のエコな風車開発によって鹿の生活圏を奪っているという現実をカメラに収めています。この作品を作った理由は、私が中京大学児童福祉活動部やNPO法人アサヒキャンプ名古屋の活動で沢山の子ども達と交流している中で、子ども達が知っている鹿とは修学旅行で出会うような人に飼いならされた鹿だけではないだろうかと感じて、子ども達に別の姿の鹿を見せたいと考えたからです。

 この貴重な経験を元に、映像制作を続ける一方で、ゼミで「ドキュメンタリー番組論」を執筆し、より多くの人に映像作品制作の魅力を伝えたいと考えています。

(現代社会学部3年生・足立 洋平)

2011/03/31

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