総合政策学部・坂田ゼミの2チームが入賞
NTTドコモモバイル社会研究所主催「ケータイ社会研究レポートコンテスト」で

  NTTドコモモバイル社会研究所が今年から実施している「ケータイ社会研究レポートコンテスト」(審査員長:飽戸弘モバイル社会研究所所長、東京大学名誉教授)の本選プレゼン大会が3月5日に開かれ、総合政策学部・坂田隆文ゼミの2チームが入賞を果たしました。

  このコンテストでは「世代によって異なるマナーをどう埋めるか」「ケータイをもっていない人々にどのように普及させるか」といったテーマをもとにレポートを作成し、そのレポート審査を通過した作品のみが本選でプレゼンすることができます。 詳細や受賞作品については、下記HPでご覧になれます。

  モバイル社会研究所HP:http://www.moba-ken.jp/


■受賞者の声

 私がコンテストを通して学んだことは2つあります。1つ目は、既存する製品やプロモーションにはない新たなものを生み出すことの難しさです。自分たちなりに調査を行った後でアイデアを出したにも関わらず、考えるアイデア1つ1つが過去に行われているものばかりで、アイデアを出しては考え直すという作業の繰り返しでした。このような作業を行ったことで、激しい競争市場の中で1台の携帯電話やプロモーションが世に出るまでの難しさ、企業の方々の努力を痛感しました。

  2つ目は、個人ではなくチームで力を最大限に発揮することの難しさです。1つのプロモーションを考えるにあたって、1人で作業を行えば、自分が納得して自分のペースで作業を進めていくことができる。チームで作業をしていく上で、3人それぞれが納得できるものを作り出すとういうことにこだわりました。3人が納得するまで議論を重ねることでぶつかることも何度もありましたが、こだわりを大切にし続けたことで1つのプロモーションに3人の想いを込めることができました。3人が1つになれば、それ以上の大きな力になることを学びました。

(総合政策学部・坂田プロジェクト研究1班代表 立川一磨)

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入賞した1班代表の立川 一磨さん(2年・右)と
松本 あかねさん(2年・左)、匹田 依里さん(1年・中央)

 

  私はこのコンテストを通して最も学ぶことができたのは、リーダーとしての責任や判断の重みです。

  今回は3人1チームで作業を進めました。その作業の中で私はリーダーとしての責任や判断を迫られる場面がいくつもありました。私の判断は、最終的にチームの判断として捉えられることになります。責任の重さを強く感じ、より一層作業に真摯に向き合うことが必要だと感じました。リーダーを務めたからこそ感じられるものだと自分を奮い立たせ、最後までやり通すことができました。

  このような経験ができたのは、日ごろから指導していただいている坂田隆文准教授やゼミの先輩方、そしてチームメンバーである森勇樹さん、中村麻衣子さんのおかげです。この場をお借りして、感謝の気持ちを伝えたいと思います。

(総合政策学部・坂田プロジェクト研究2班代表 二宮和結子)

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2班代表の二宮 和結子さん(2年・右)と
森 勇樹さん(2年・左)、中村 麻衣子さん(1年・中央)

2011/03/18

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