情報科学研究科修士2年の佐伯拓郎さんと情報理工学部4年の保田涼佑さん
「大学発ベンチャービジネスプラングランプリ」で特別賞と佳作を授賞

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特別賞の佐伯拓郎さん(左)と佳作の保田涼佑さん(右)

 

  「大学発ベンチャービジネスプラングランプリ」の学生ビジネスアイデア部門で、情報科学研究科メディア科学専攻修士2年の佐伯拓郎さんが特別賞を、情報理工学部メディア工学科4年の保田涼佑さんが佳作を受賞しました。佐伯さんは「スマートフォン向け音痴改善アプリケーション」を、保田さんは「地域活性化のための次世代オンライン商店街の提案」をそれぞれ提案しました。

  同グランプリは、名古屋市と(財)名古屋都市産業振興公社の主催で、表彰式は1月24日、名古屋市千種区の中小企業振興会館で行われました。

 

■ 今回提案したビジネスプラン

  「スマートフォン向け音痴改善支援アプリケーション」は、歌唱力に自信のない人を対象としたスマートフォン向けの音痴改善支援アプリケーションです。診断機能とトレーニング機能により構成され、場所や時間を選ばない音痴の改善を可能とします。

  「地域活性化のための次世代型オンライン商店街の提案」は、個人商店の強みが活かせるショッピングサイト、および、店舗サイト間を繋ぐバーチャル商店街の運営を行います。ネット上での地域店舗のPRにより、店舗所在地域の知名度向上や活性化を促します。

■ 特別賞・佳作を受賞して

  お互いのプランの意見交換を行うなど、同じ目標に向かって切磋琢磨し合った二人が共に受賞できたことは嬉しく、学生生活の最後を締め括る大変よい思い出となりました。一時は応募が危ぶまれる事態となりましたが、宿澤直正さんら新事業支援センターの方々のサポートにより、無事乗り越えることが出来ました。

  宮崎慎也教授、山田雅之准教授、遠藤守准教授、中貴俊助手には日頃から熱心なご指導を賜り、また、名古屋大学院生の浦正広さん(2005年メディア科学科卒)から、貴重な時間を割いてまで連日連夜助言をいただきました。今回の受賞はこれらの方々の支えなしには成し遂げられなかったものです。この場をお借りして、深く御礼申し上げます。

(情報科学研究科メディア科学専攻2年 佐伯 拓郎)

 

  今回、私の提案したプランが受賞出来たことに大変嬉しく思います。大学生活最後の年として、とても良い思い出になりました。協力してくださった先生や先輩方に感謝いたします。

(情報理工学部メディア工学科4年 保田 涼佑)

2011/02/24

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