犬飼碧さん(法2)が全日本学生ディベート選手権大会で3位入賞
議題は「日本国政府は代理出産を認めるべきである。」

   全日本学生ディベート選手権大会(NPO法人全日本ディベート連盟主催、読売新聞社後援)が12月4、5日の両日、中央大学多摩キャンパスと国立オリンピック記念青少年総合センター(東京・代々木)で開催された。今大会は10年目の記念大会で、首都圏を中心とした大学生18チームが参加した。成績は第3位であった。

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   ディベートとは、ある論題について肯定否定に分かれ、それぞれ制限されたスピーチ時間の中でジャッジ(審判)を説得するものである。よって、「試合」形式であり、試合ごとに勝敗が付くのである。

   今大会は「日本国政府は代理出産を認めるべきである。」を議題に、予選18チームが3つのブロックに分けての総当りで対戦した。各リーグ上位2チームと、各リーグの3位の中からバロット(スピーチの構成・分析・表現の得点)の高い3チームが決勝トーナメントに進出した。

   私がディベートを始めたころは「ディベート」という言葉すらあまり知られていなかった。それから7年経ち、今では企業などでもディベートが行われるようになり、少しは「ディベート」という言葉自体がなじみ深くなったのではないかと思う。ディベートの論題を通じて、多くの社会問題に触れることでより広い視野で社会に向き合うことが出来るようになったと感じている。
   本大会を主催してくださった皆様や指導していただいた方々、また一緒に出場したパートナー(小林茜さん・南山大学3年)に何よりも感謝したい。

(法学部法律学科2年 犬飼 碧)

2010/12/14

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