総合政策学部の学生5人のプランが企業賞を受賞
関西大主催ビジネスプラン・コンペティション

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授賞式で賞状を受け取るリーダーの山田さん

  2009年10月3日、関西大学が主催するビジネスプラン・コンペティションKUBIC(キュービック)2009の本選会で、総合政策学部 宮内プロジェクト研究(担当:宮内美穂准教授)所属の5人のビジネスプラン「お試し家っ!!~もう失敗しない!!夢のマイホーム選び~」が企業賞を受賞した。
  KUBICには、独自の発想で考える「自由応募部門」と、協賛企業7社が提示したテーマについて考える「テーマ部門」の2つがあり、「テーマ部門」の優秀プランには、各企業から企業賞が贈られる。大学の部への応募数は511件に上り、内239件が「自由応募部門」、272件が「テーマ部門」である。「テーマ部門」272件の内、7チームのみが協賛企業の企業賞を受賞することができる。
  その中で、今回5人の学生は大和ハウス工業株式会社が提示したテーマへ応募し、企業賞である「大和ハウス賞」を受賞、賞状と賞金1万円が授与された。企業賞を受賞したビジネスプランは、協賛企業によって事業として実現される可能性もあるという。

 

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受賞した宮内プロジェクトの学生たち

●チームメンバー
山田 芳恵(リーダー、3年)、長瀬 佑介(4年)、
牧野 桜子(3年)、内田 綾夏(2年)、田中 亮(2年)


●企業賞を受賞して
「チームだからできた事」

  私たちは、このビジネスコンペティションに参加し、チームで何かを作り上げる事の大変さや、達成感を得た。
  今回のプランを考えるにあたって、自ら行動を起こし、結果を出すことが求められた。具体的には、直接企業の方へ電話をしてお話を伺うことや、住宅展示場へ出向いて、一般の方にアンケートを採ることがあった。自分たちの足で集めたデータ等は、プランの自信へと繋がった。
  プランについて何度もチームのメンバーで話し合い、議論を重ねた。メンバー同士で意見が分かれることや、自分たちでは解決できないこともあった。しかし、メンバー全員が納得できるプランを作ることが私たちの目標であったため、最後まで諦めず先生方や先輩方に意見を聞きに行き、プランの改善を図った。また、チームで活動していくなかで、さまざまな意見があり、自分たちのプランを多様な視点で見ることができた。
  その結果、企業賞という素晴らしい賞を受賞する事ができ、大和ハウスの方々にも熱意とプランの説得力を評価していただいた。自分たちが一番苦労し、時間をかけた部分が認められ、努力が結果として残ることの喜びを感じた。メンバー全員で達成感を得ることができ、非常に嬉しく思う。
  今回、こうして受賞できたのは、チームとして活動した結果だと思う。メンバー同士で話し合うことや、支えあうことで、持っている力以上のものを作り上げることができた。メンバー一人一人がプランに対して思いを持ち、最後まで諦めない事の大切さや、結果を得ることの喜びを学んだ。

(総合政策学部3年・宮内ゼミ 山田 芳恵)

2009/10/30

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