国際英語学科のHSBC寄付講座「海外ビジネス研修」の受講生ら
東京証券取引所、日本銀行などで2日間の研修

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歓迎のディスプレイの前で(東京証券取引所)


  国際英語学部国際英語学科は、今年度春学期に、HSBC(香港上海銀行)の寄付講座として「海外ビジネス研修」(担当・山川慶記特別講師)を開講、3年生12人が受講した。受講生はTOEICで高得点をマークし、将来、金融業界への就職を目指す学生たちが大半で、HSBCの第一線で活躍する山川慶記さんの生きた授業を熱心に聴講、8月3、4両日には、講座の一環として東京証券取引所、日本銀行、HSBC東京支店、日本経済新聞本社で研修した。以下は、研修参加者の丸山宗祐さんのレポートである。
  (研修は当初、HSBC香港本社で行う予定だったが、新型インフルエンザ発生の影響で変更になり、山川慶記講師の企画・運営で上記4ヵ所で行った)

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株の模擬取引をする学生たち

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日本銀行で

■東京での研修を終えて
  今回の研修ではとても多くのことを学び、貴重な体験をしました。普段は見ることができない場所を見学でき、いろいろなお話を聞くことができて本当に良かったと思います。
  最初に訪問した東京証券取引所では、授業で習ったことを活用して、本当の取引に近い形の模擬取引を体験でき、とても良い経験をしました。授業で習ったことを思い出しながらやったが、やはり実際の取引では状況が次々と変わり、どんどん遅れて、何度も損をしました。テレビなどでよく目にする株価表示のディスプレイや昔使われていた鐘などについても細かく解説していただきながら見学できとても興味深かったです。大きなディスプレイに私たちの歓迎メッセージが表示され、とても感激しました。
  次のHSBCでは、立沢賢一取締役、グローバル・マーケッツ統括本部長にスライドを使ってお話をしていただきました。就職活動に必要なことなど、これからとても役に立つお話でした。立沢様とは昼食もご一緒でき、その時にもお話を聞くことができて良かったです。
  日本銀行では、金庫など普段は見ることのできない場所を見学させていただきました。日本銀行の仕事内容を図に表した見やすい資料もいただき、日本銀行のことを詳しく知ることができました。使えなくなったお札を小さく刻んだものもいただいて、とても良い経験ができたと思います。

  2日目の日本経済新聞社では、西山明 国際事業副本部長:国際営業部長と松井正憲 国際事業本部総務:対外情報発信部長にいろいろ案内をしていただきました。また、テレビ局の日経CNBCでは、清水務 衛星放送本部長、プロデューサーにスタジオや編集室、CGを扱っている部署まで、普段は目にすることのできない場所を見学させていただき、以前から興味があった僕には貴重な体験となりました。編集室で働いていた方にも特殊な機械や仕事について親切に説明していただきました。左三川郁子 国際事業本部:対外情報発信室、担当次長には大変興味深いレクチャーをしていただきました。左三川さん自らの経験を交えた、就職活動にとても役立つお話でした。
  山川先生には授業だけでなく、東京でもお世話になり、たくさんのことを教えていただきました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
  2日間の研修は、これから厳しい就職活動をする私たちにとってとてもいい経験であり、必ずプラスになると思います。「人に負けないもの」を見つけて、就職活動を頑張ろうと思います。
  山川先生、境先生、企業の方々、そして多くの大学関係者の皆さまに心からお礼申し上げます。

(国際英語学科3年 丸山宗祐)

2009/08/25

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