経営学部の国際交流プログラム
本学学生とアメリカ・ケネソー州立大学の学生ら16人と交流

  6月3日、名古屋キャンパスで開催された経営学部主催の国際交流プログラムに、経営学部の学生約20人が参加した。私達は、アメリカのケネソー州立大学から、州立大学の教授夫婦と日本研修旅行の学生14人を含めた合計16人を迎えた。経営学部の向日恒喜教授を中心に、午前中に大学を案内し、午後から日米の経営と学生生活の違いをディスカッションし、立食形式のパーティで交流を深めた。

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ディスカッションする両大学の学生ら

  日ごろ英語で会話をしたり、異文化に触れる機会が少ないので、貴重な経験になった。ケネソー州立大学の学生も、中京大学の様子や、学生との交流を楽しんでいた。州立大学の教授は、中京大学を、「世界中の大学と交流をし、留学生も受け入れている」と評価していた。
  経営学に対するディスカッションでは、「日本が協力する経営であるのに対し、アメリカは戦いの経営である」「アメリカの企業では、社員全員の知識の共有化が難しく、伝統的な日本的理念が根付きにくい」という議論がなされていた。ディスカッションが専門的である部分には、通訳の方のサポートもあり、学生から質問する機会もあった。
  学生生活の違いに対するディスカッションでは、他学部の留学準備をしている学生も参加し、学生同士が積極的にお互いの国について話をした。

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パーティで親睦を深める学生たち

  パーティでは、写真を撮ったり、メールアドレスを交換し、州立大学の学生が帰っても、学生生活について質問したり、母国語を教えあう機会が得られた。
  経営学部は、これからも海外の学生との交流や英語の学習に力を入れるので、今回参加していない学生にも、是非同じような経験をしてほしいと思う。
  最後に、交流会を開いていただいた経営学部とケネソー州立大学教授夫婦、協力していただいた学生の皆様にお礼を申し上げたいと思います。

(経営学部4年・古澤 慎也)

2009/06/21

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